世代と地域を超えて繋がる、特別な一夜。「le Sputnik × LULL」コラボディナー

4/23、僕の福井のレストランLULL(ラル)にて、特別なコラボディナーイベントを開催しました。
迎えたのは、六本木のミシュランレストラン「le Sputnik」の高橋雄二郎シェフ。
「le Sputnik × LULL」のスペシャルコラボディナーです。
実は高橋シェフとは、6年前にも一度LULLでコラボさせていただいたことがあります。
その時、LULLの厨房に立っていたのは、シェフとしての僕自身でした。
そして今回——メインでキッチンを任されたのは、当時その現場で見習いとして立っていた“ゆーと”。
今ではLULLのシェフとして厨房を引っ張ってくれている彼の姿に、時の流れと成長の重みを感じずにはいられませんでした。
高橋シェフもゆーとの変化に驚きつつ、温かいまなざしでその腕を讃えてくれました。
今回のイベントは、「個」だけでなく「チーム」での共演が大きな特徴でした。
LULLの若き3人チームと、le Sputnikチーム(高橋シェフ+若手2名)の計6名による“チーム×チーム”の本気の共演。
その融合が生んだ熱量とエネルギーは、キッチンの中にいる僕にも、ホールから見守るお客様にも、確かに伝わったと思います。
さらに、東京・エルブランシュのマネージャーや、大阪・メゾン・ヴェルテのソムリエであり、僕の主宰するコミュニティ「nocs」の仲間でもある園部くんも現場に参加してくれました。
世代もエリアも越えて、料理人・サービスマンたちが“福井”というこの場所で一つになれたこと。その意味の大きさを、改めて深く感じた一夜でした。
僕は今回は裏方としてディナー全体をサポートする立場でしたが、だからこそ見えた景色もありました。
LULLという場所が、料理人の成長と挑戦の舞台であること。
そして、食を通じて人が出会い、繋がり、未来が生まれていくこと。
来てくださった皆さま、本当にありがとうございました。
そして、高橋シェフをはじめle Sputnikの皆さん、遠方から本当にありがとうございました!
またいつか、この場所で——。
そんな想いを胸に、今日もLULLは福井のデスティネーションレストランとしてこれからもたくさんのお客様をお迎えします。
