一橋徳川系列「堀家」(国指定重要文化財)でのランチイベント
兵庫県たつの市にある重要文化財『堀家住宅』で“発酵・醸造文化×フレンチ”をテーマにしたランチイベントのシェフを務めました。
堀家はかつて日飼村の庄屋(村のトップの立場)であり、1747年には日飼村が一橋徳川家の領地となりました。この時、日飼村を含めて6つの村が一橋徳川家領となっており、そのとりまとめ役となったのが、堀家の5代・彦左衛門延祐氏です。堀家住宅がつくられたのは、その20年後の1767年。今から250年以上も前のことです。そして、堀家の住宅を含む建物や蔵など計23棟が、2013年に国の重要文化財に指定されました。現在の敷地の広さは驚愕の6484㎡(約2000坪)しかも、今でも堀さんご夫婦がこの建物に住んでいます。
今回はこの堀家を修復しオーベルジュにするというプロジェクトの一環で、私が堀家に伝わる器で地元の食材を使った料理を提供するというイベントでした。スタッフ総勢6名を引き連れて、大盛況にイベントを終えることができました。