KITAMAE BASE(石川県・加賀)オーベルジュ事業 監修
レストラン開発
地方創生プロジェクト
KITAMAE BASE
◾️プロジェクト概要
「KITAMAE BASE」 の開業準備および開業後2ヶ月間のレストラン運営を監修しました。
(公式サイト: https://kitamae-base.com/ )
石川県加賀市において計画された新たな宿泊・レストラン施設「KITAMAE BASE」の立ち上げ(2025年11月6開業)において、レストラン開発を中心とした開業支援を担当。
地域の歴史文化である北前船の物語をコンセプトの軸に据え、レストランの世界観設計、料理コンセプト開発、メニュー構築、オペレーション設計など、プロジェクト全体の戦略設計を行った。
単なるレストラン開業ではなく、地域の食文化と歴史を現代的なレストラン体験として再編集することを目的とした、地方創生型のフードプロジェクト。
◾️背景・課題
加賀・北陸エリアは、海の幸や豊かな食文化を持ちながら、それらを高付加価値なレストラン体験として発信する場が十分に整備されていないという課題があった。
また、地域資源を活かした施設開発においては
・コンセプトの曖昧さ
・料理の方向性と施設コンセプトの不一致
・レストラン運営ノウハウの不足
といった問題が起きやすく、ブランドとして成立させるための統合的な設計が求められていた。
そこで本プロジェクトでは、「北前船文化 × 現代フレンチ」という新しいレストランコンセプトを軸に、地域文化を体験として届けるレストランの開発を進めた。
◾️取り組み内容
コンセプト設計
北前船文化を背景にした食のストーリーを構築し、「北前キュイジーヌ」という料理コンセプトを開発。
北陸の海の幸、発酵文化、交易の歴史などを料理の文脈として再構築し、地域の食材を現代的なフレンチの技法で表現するレストランの方向性を設計。
メニュー開発
北陸の魚介、能登牛、地元野菜などを中心に、地域の食材価値を最大化するコースメニューを設計。
料理構成、皿の流れ、味の設計など、レストランとしての完成度を高めるメニュー開発を実施。
レストランオペレーション設計
厨房体制、サービスオペレーション、レストランの動線など、実際の営業を想定したオペレーション設計を行い、持続可能なレストラン運営の基盤を構築。
ブランドストーリー設計
レストランのコンセプト、料理、地域文化が一貫した物語として伝わるよう、ブランドストーリーの設計を実施。
施設の世界観と料理体験を統合したレストランブランドの構築を行った。
◾️プロジェクトの価値
KITAMAE BASEは、単なるレストラン開業ではなく、地域文化を現代の食体験として再編集するプロジェクトである。
料理を通じて地域の歴史や文化を伝えることで、
「食を起点とした地方創生」の可能性を示す取り組みとなった。
地域の食材、生産者、文化をレストラン体験として表現することで、
その土地を訪れる理由を生み出す“目的地となるレストラン”の創出を目指している。